昨今、単身世帯の増加や超高齢社会といった、社会構造の変化に伴う不安から
以来30年に渡り大切にしてきたことは、儀式サービスの会員様の施行は一つのご葬儀ではなく、その後ろに多くのご葬儀が繋がっていること。
そして、それを葬儀社に理解していただくことです。
会員様一人ひとりを大きな家族として大切にして、満足度の高い、良い葬儀を葬儀社に行っていただいております。
儀式大辞典
いざという時にも仲々、人には聞けない葬儀用語や知識、マナーを、わかり易く解説しています。
人生の旅立ちをしめやかにお見送りするために、「儀式大辞典」をお役立てください。
葬儀参列豆知識
キリスト教式のご葬儀の場合「献花」
キリスト教式のご葬儀では、故人との別れの儀式として「献花(けんか)」が行なわれます。これは日本独自の習慣で、カトリック、プロテスタントどちらでも行なわれています。献花に使われる花は、菊やカーネーションのように茎が長いもので、花の色は白と決められています。
1.ご遺族に一礼し、花を受け取る
- 順番が来たら祭壇に進み出て、ご遺族に一礼をしたのち、花の部分が右側にくるようにして、両手で係の人から花を受け取ります。
- このとき、右の手のひらは上向きに、左の手のひらは下向きになるようにします。
2.根元を祭壇に向けて、献花台の上に置く
- 両手で持ったまま献花台の前に進み、祭壇に向けて一礼します。
- 根元が祭壇の方に向くよう右に回して花を持ち替え、左手を下から花に添えて献花台の上に置きます。
3.手を合わせて黙とうするか、深く一礼
- 手を合わせて黙とうするか、深く一礼します。そのまま2、3歩下がり、ご遺族に一礼してから席に戻ります。
- 黙とうの際、カトリックでは十字を切り、プロテスタントでは胸の前で手を組みますが、信者以外は、ふつうに手を合わせて黙とうしても構いません。
- 参列者が多く、時間がかかりそうな場合は、献花を省略し、全員で黙とうを捧げる場合もあります。