仏式仏壇イメージ

2024年1月23日更新。

通夜や葬儀・告別式はどのような流れで執り行われるのでしょうか。初めてのことで戸惑うこともあり、不安は尽きません。流れを知っておくことで遺族側も会葬者側も余裕をもって故人の冥福を祈り最後の時間を過ごすことができます。通夜・葬儀・告別式の流れを確認しておきましょう。

【もくじ】
・通夜の進め方
・葬儀と告別式の進め方
 

通夜の進め方

通夜は、本来は故人の遺族や親族、友人たちが集まって故人とともに過ごすものです。最近では仕事上の都合などから、葬儀・告別式のときには訪れずに通夜に弔問する場合が増えてきています。遺族は弔問客を出迎えたり見送る必要はありません。祭壇のそばに控えてその場で弔問を受けるか、会釈をする程度にします。

通夜の流れ(首都圏での仏式の一例)
進 行 喪家側・一般会葬者
①喪主・遺族着席
②僧侶入場
③読 経
④遺族焼香
⑤一般会葬者の焼香
⑥僧侶退場
⑦通夜ぶるまい
⑧解散
記載の式次第は首都圏での仏式の一例です。地域や宗教者との打ち合わせによって流れが違うことがあります。
 

葬儀と告別式の進め方

葬儀は、本来は死者を煩悩や苦しみの世界から悟りの境地に導き入れるために行うものです。僧侶は読経によって故人に引導を渡します。遺族や弔問客は、仏に死の報告をして冥福を祈ります。
告別式は、故人の友人や知人、一般会葬者が故人とお別れをする儀式です。本来は、宗教儀礼である「葬儀」とは別に行ますが、最近では葬儀と告別式を一緒に行うことが多くなっています。

葬儀・告別式の流れ
宗教儀礼である葬儀と、会葬者がお別れを告げる場面である告別式は別のものですが、ここでは一連の流れとして載せています。
①遺族・参列者入場
②導師入場
③開式
④読経
⑤遺族焼香
⑥参列者焼香
⑦導師退場
⑧弔電拝読
⑨ご対面・お別れ
⑩挨拶
⑪出棺
記載の式次第は首都圏での仏式の一例です。地域や宗教者との打ち合わせによって流れが違うことがあります。
 
葬儀での席次例
ここに掲げる席次例は葬儀場を利用した葬儀の一例です。式場の間取りや人数、また地域のしきたりによって席次は変わってきます。
葬儀の配席図
 
※この記事は首都圏での葬儀における標準的な例です
 
 
 
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