昨今、単身世帯の増加や超高齢社会といった、社会構造の変化に伴う不安から
以来30年に渡り大切にしてきたことは、儀式サービスの会員様の施行は一つのご葬儀ではなく、その後ろに多くのご葬儀が繋がっていること。
そして、それを葬儀社に理解していただくことです。
会員様一人ひとりを大きな家族として大切にして、満足度の高い、良い葬儀を葬儀社に行っていただいております。
終活
2020年 01月 08日(水)
散骨や樹木葬ってどんなもの?
2023年12月19日更新。
火葬後に拾骨し、遺骨をお墓に納めることを納骨といいますが、昔は拾骨をせずに遺骨を放置や投棄したりをする方法が一部の地域にみられました。現在は、墓地埋葬法のもとに遺骨(お墓)が管理されており、遺骨を放置や投棄することはできません。しかし、少子化や都市部への人口集中などに伴うお墓の継承問題や、宗教観の多様化などによってお墓の在り方が変化してきました。そして、新たな自然葬の一つとして「散骨」という供養が生まれました。自然葬に関する法律が存在していないため、散骨は法的にグレーな部分がありますが違法行為ではありません。散骨を行うには、①遺骨を粉末の状態にする ②撒く際には周囲の環境に配慮する、などが必要です。さらに、散骨をするにあたり注意しなければならない点として、一度撒いた遺骨は戻ってきませんので、海へのロマンチシズムや自然回帰などの観点だけで決めるのではなく、後々の供養の考え方なども含め、家族の理解も必要ですので事前にしっかり話し合いをしておきましょう。実際の散骨方法としては、船をチャーターして海に散骨する「海洋葬」などがあります。
一般的なお墓は、お寺や霊園に墓石を建立し、お墓の継承者を設けて供養をします。一方、樹木葬は墓石ではなく故人が好きだった木や花々などを墓標とし、その根元に穴を掘るなどして遺骨を埋葬します。自然志向や墓の継承者がいない人たちにより注目され始め、さらに一般的なお墓に比べて費用が抑えられることから最近、話題になっています。樹木葬は、墓地として許可が出ている土地の樹木に遺骨を埋葬するため散骨とは異なります。また、墓地(霊園)の管理費が必要になります。
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