斎場イメージ

2024年1月24日更新。

いざ葬儀を行う状況になった時、どこで葬儀をしたらいいか迷ってしまう人も多いと思います。葬儀を執り行う場所には、公営斎場、民営斎場、寺院斎場、菩提寺、公民館や集会場、そして自宅などがあります。各施設にはそれぞれどのような特徴があるのでしょうか。

 
【もくじ】
・公営斎場
・民営斎場
・寺院斎場
・菩提寺での葬儀
・公民館・集会所での葬儀
・自宅での葬儀
・その他の葬儀場
・おわりに
 

公営斎場

地方自治体などが運営または民間業者に運営を委託している施設です。使用料金は公営なためかなり廉価なところが多いですが、基本的に自治体の住民に向けた施設のため、住民以外の方が利用しようとすると、使用料や日程・時間などで不利になることがあります。また、公営斎場での葬儀を希望する人が多いため比較的混んでいることが多く、葬儀までに日にちが空く可能性もあります。

公営斎場イメージ

民営斎場

葬儀社や葬儀関連会社などが運営している施設です。公営斎場と並んで利用する人が最も多い葬儀場です。葬儀専門に作られているため、設備が整っており、使用料も比較的廉価になっています。基本的には、運営している葬儀社に葬儀を依頼することが前提になっていることが多いようです。

民営斎場会場イメージ

寺院斎場

お寺の境内などにある施設です。そのお寺に直接関連を持たない人にも貸し出しをしています。葬儀だけでなく法事などにも利用できるところが多いようです。寺院斎場は首都圏に多く、大規模な社葬などを行える施設もあります。また、使用料金は公営斎場や民営斎場に比べると高めの設定になっている場所が多いです。
 
 

菩提寺での葬儀

寺院斎場とは異なり、檀家だけが使用できる施設です。葬儀以外にも法事なども行われます。また、特に葬儀場としての設備が無いところも多く、お寺の本堂などで行われることもあります。使用料金は菩提寺と檀家の関係性によって異なるため様々です。菩提寺で葬儀を行う場合でも葬儀社には依頼をします。

寺院本堂葬儀イメージ

公民館・集会所での葬儀

自治会館などとも呼ばれ、町内会や地域の組合が運営している施設であり、使用料金はかなり安いことが多いです。こういった施設は本来、葬儀用ではないため、会場によっては受付や控室などのスペースを作るために葬儀社が用具を持ち込まなければならないこともあり、別途費用が発生することもあります。基本的にはその町内会や地域の組合に属している人のみが使用できます。
 

自宅での葬儀

都市部ではかなり減ってきましたが、自宅で葬儀を行うことも可能です。自宅なので当然、貸出料金はかかりませんが、受付用のテントや幕類設備を用意する必要が出てくるため、別途費用がかかることもあります。また、自宅内でのスペースを確保するために家具の移動を行う必要もあります。都市部では霊柩車などの出棺車両、準備や後片付けの時の業者の車両、親族・会葬者など参列者の車両など、駐車スペースの確保に問題が発生することもあります。さらに、近隣の方への影響もあるため近所への挨拶は必ず必要になってきます。最近増えている家族だけでの葬儀「家族葬」を執り行いたい場合には、自宅での葬儀は不向きです。
 

その他

上の6つに当てはまらない葬儀場として、キリスト教の教会やお別れ会を行うホテルなどがあります。また、東京都区部の火葬場などには、民営でも火葬場に併設されている葬儀場もあります。施設ごとに使用ルールがありますので、使いたい場合にはその施設と良く相談する必要があります。
 

おわりに

葬儀を行う場所として7種類を上げましたが、どの場所にもメリットとデメリットがあります。葬儀場を選ぶ際には、①料金 ②自宅からの距離 ③交通アクセス ④対応規模 ⑤設備 ⑥空き状況、など様々な要因が複雑に絡み合います。葬儀を希望するエリアにどんな施設があるのかを良く調べ、希望する葬儀にとって何が一番良いのか、何を優先するべきかを良く考えて選択をしましょう。
 
 
 
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