東京計器株式会社 本社前
 
2023年12月19日更新。
 
 

従業員への福利厚生制度として最適と判断

 
――貴社の事業について教えてください。
 
 日本最初の計器工場としてスタートした東京計器株式会社は、令和2年で創業124年を迎えました。当社は創業以来、一貫して人々が安全で快適に暮らせるような、社会環境づくりに貢献する機器やシステムの提供をし続けています。現在もそれを普遍的な価値として守りながら、船舶港湾機器、油空圧機器、流体機器、防衛・通信機器を核として、検査機器、鉄道機器、防災機器、宇宙機器といった幅広い事業を展開しています。
 
 
――儀式サービス制度導入の経緯を教えてください。
 
 今から25年前、人事諸制度を全面的に見直している中で、他社から紹介を受けて儀式サービス制度を導入しました。葬儀にかかる費用は一般的にあまりよく知られておらず、また、故人を亡くされて精神的に不安定な状況の中で、会社として「精神的・経済的負担の軽減」を図ることができるのは、従業員への福利厚生制度として最適と判断したのが導入の経緯です。以来、多くの従業員が本制度を利用しています。
 
東京計器株式会社 人事総務部 総務部 総務課 課長 橋本 文晴様
 
 
 

私も実際に利用し、他社と比較したことで改めて良い制度だと実感しました。

 
―― 儀式サービス制度の評価はいかがでしょうか。
 
 導入の経緯でも触れましたが、最も評価しているポイントは何と言っても費用の軽減です。葬儀では様々な費用がかかります。この制度は、葬儀に必要なものが基本セットになっており、その部分が費用軽減できるだけでも違います。
 また、昼夜を問わず急に発生することも多いことから、電話一本でスピーディに対応でき、且つ従業員の負担軽減を図ることができることが最も重要だと考えています。
 さらに、当社は全国に拠点がありますので、全国対応できることも評価できるポイントです。
 
 
――儀式サービス制度を導入してから心掛けている事、取り組んでいる事はございますか?
 
 葬儀は突然発生することが多いだけに、こうした福利厚生制度があることを知らなかったり、知っていても連絡先がわからなかったり、病院が紹介する葬儀社に依頼してしまったりといったことが考えられます。みなさんに使っていただくためにも、定期的な制度の案内はもちろんのこと、携帯できるカードタイプの案内配布や社内イントラの活用など、必要なときにすぐに情報が引き出せるよう工夫しています。
 
 
――社員の皆様へメッセージをお願いします。
 
 実際に私も二度、利用しましたが、制度の良さを知るために他社と費用面で比較したところ、実際に安いことを実感しました。一度はお寺で、一度は斎場で葬儀を行いましたが、どのような葬儀にも対応していただけます。ただ、病院で亡くなると病院に出入りしている葬儀社が当然のような流れで対応し始めることもありますので、是非、この制度を思い出して、こちらの利用を検討していただきたいと思っています。
 
航海の安全確保のために東京計器株式会社が開発したインテグレーテッド ブリッジシステム
 
 
 

従業員ファーストに繋がる制度

 
――儀式サービス制度導入を検討している担当者へのメッセージがございましたら、お願いします。
 
 ”企業は人”です。大切な方を亡くされた従業員の心痛は計り知れず、そのような従業員に対して「精神的・経済的負担の軽減」に配慮することは「従業員ファースト」にも繋がると思います。当社の場合も他社からのご紹介で本制度を導入し、25年が経過しました。既に当社にとって、なくてはならない制度となっていますので、是非、皆様も導入をご検討されてはいかがかと思います。