一般社団法人 東京建設職能組合連合会 事務局長 五十嵐 一文様
 
2023年12月19日更新。
 
 

高齢者向けの福利厚生サービスを探していました

 
――貴社の事業について教えてください。
 
 当会は建設業を社会的、技術的発展向上と従事する方の技能、資質の向上を図り、公共の福祉の増進に寄与することを目的としています。
 中小建築関連事業者(法人、個人)を構成員とした各地域組合を会員(都下一円に47組合)とし、構成組合員(約3,000名)には、主に建築一式工事業はじめ建具、畳、襖、水道など内装工事業や、屋根、鳶、左官、造園、塗装、等々外装工事業などの地場専門工事業者を擁しています。
 
 
――儀式サービス制度導入の経緯を教えてください。
 
 当会の訃報関連の福利厚生は弔慰金制度のみだったので、今までになかった新規事業として、新しい福利厚生サービスを探していました。そのような状況で葬儀支援の全国儀式サービスさんのホームページにたどり着き、問い合わせをしたところ、営業の方がすぐに来所してくださり、詳細な情報を提供していただきました。その際の迅速・丁寧な対応に信頼を感じ、導入する運びとなりました。
 
 葬儀は突然で日時が読めませんので、24時間365日対応は非常に助かります。制度を利用することで葬儀費用の軽減にもつながるのもありがたいですし、地元でも知られている葬儀社と提携しているのも安心できるポイントでした。
 
 
――儀式サービス制度を導入してから心掛けている事、取り組んでいる事はございますか?
 
 なるべく多くの組合員の目に触れるように、様々な告知活動を行っています。その中でもメインは、「建設職能新聞」という機関紙を年4回発行しており、新聞記事として儀式サービス制度の情報を掲載していますし、パンフレットも同封しています。地道な制度周知活動が重要ですので、有効な販促物を提供していただけるのも大変助かっています。
 
 
 
 

斎場イベントに参加して、事前の準備の大切さを実感しました

 
――五十嵐事務局長は、葬儀社の斎場イベントに参加されていましたがいかがでしたか?
 
 はい。建設職能新聞の取材で、儀式サービス制度の提携葬儀社「くらしの友」の斎場イベントに参加させていただきました。
 私はそれまで葬儀についてあまり詳しくなかったので、この制度を組合員に勧めるに当たって、多少不安がありました。しかし、実際にイベントに参加し、葬儀について知ることもできましたし、スタッフの対応や施設を肌で感じることができ、良い体験になりました。
 
終活セミナーに参加する五十嵐事務局長。テーマは「家族葬」と「葬儀費用」
 
 
 
――イベントの中で、印象に残ったことなどございますか?
 
 話を聞けば聞くほど、「葬儀」は事前の準備、葬儀社への相談が重要だと実感したことです。
 今回は、ゆっくり斎場を見学させていただき、スタッフの方にも気軽に色々伺うことができたのですが、「これが実際の『葬儀』となると、気持ちの余裕も時間もない中で物事を判断していくのか」と改めて大変なことだと思いました。
 
 
 
 

まずはご家族と制度や葬儀について話してください

 
――最後に組合員の皆様へメッセージをお願いします。
 
 儀式サービス制度は、今までに無かった当会の新規事業で、組合員の皆様だけではなくご家族の方にも利用していただきたいサービスです。葬儀に関するお悩み、ご相談がありましたら、専用の全国儀式サービスコールセンターがございますので、電話をするだけで利用できます。
 この制度は、当会に入会されているメリットの1つですので、忘れないよう、配布された新聞やパンフレットを保存し、ご家族にもお声がけください。
 何より、葬儀社に事前に相談し、葬儀費用の見積りだけではなく、スタッフの対応や斎場施設を見ておくことをお勧めします。
 
 
 
一般社団法人 東京建設職能組合連合会ウェブサイト
https://www.kenshoku.or.jp/