JFEシステムズ労働組合 事務局
 
2023年12月19日更新。
 
 

全国の組合員が公平に利用でき、相互扶助の観点から考え、導入しました。

 
――貴組合の事業について教えてください。
 
 JFEシステムズ労働組合は、情報システムの企画・構想、設計、開発、保守・運用を行う、システムインテグレーションなどを手掛けるJFEシステムズ株式会社の企業内労働組合として2011年4月に結成され、14の支部、組合員およそ1100名で構成されています。「組合員一人ひとりが、JFEシステムズで楽しく働き、主体的に明るい未来を築ける、それをサポートする組合」を目指して、各支部と連携しながら一体感を持った活動を展開しています。
 
 
――儀式サービス制度導入の経緯を教えてください。
 
 弊社は全国に事業所があるということで「会社の提供する福利厚生サービスでは、利用できる施設やサービスが地域によって偏りがあるので、組合が提供する福利厚生サービスではその部分を改善して欲しい」という職場組合員からの要望もあり、組合結成時から組合として全国規模の福利厚生サービスを模索していました。
 
 そうした中で組合員が公平に利用できる儀式サービス制度を、同じ産業別労働組合に所属している他の組合で導入をされていることを知り、興味を持ったことをきっかけに問い合わせをさせて頂きました。全国どこでも利用できることや、比較的安価な費用で利用できることもあって相互扶助の観点でも十分に機能すると考えて導入に至りました。
 
JFEシステムズ労働組合 執行委員長 高木 一様
 
 
 

葬儀という冷静な判断が難しい時だからこそ、親切丁寧なコールセンター対応が安心に繋がる

 
―― 儀式サービス制度の評価はいかがでしょうか。
 
 身内の不幸というのは予測できるものでもなく、突然訪れる不測の事態です。そうしたときに冷静な対応が出来る方はそう多くないと思いますが、コールセンターへの電話一本で親切丁寧に対応して頂けることが、利用される方の不安を払拭する事に大いに役立つと考えています。また、簡単に見積りが取れ、葬儀の費用がいくらかかるのか事前にわかることも大きなポイントと考えており、実際に利用された組合員からもそのような声を頂いています。
 
 
――儀式サービス制度を導入してから心掛けている事、取り組んでいる事はございますか?
 
 全組合員に対して定期的に全国儀式サービス様提供のパンフレットの配布や、組合のホームページに利用方法を掲載するなどの宣伝をしています。また、営業担当者の方に役員研修の場にお越しいただいて、儀式サービスの制度説明をしていただき、組合役員の制度理解を促進する取り組み等も行なってきました。こうした地道な取り組みを進めて利用者を増やしながら、口コミで制度の良さが広がっていけば良いなと考えています。
 
事務局長 木村 祐介様(左) 執行委員長 高木 一様(右)
 
 
 

制度を思い出すために、家族に伝えておく、電話番号を登録するなど、備えておくことが大事です。

 
――組合員の皆様へメッセージをお願いします。
 
 この制度の一番のメリットとしては、葬儀費用を低く抑えられることにあると思います。ですが、いざという時に制度を利用できなければ、そのメリットを享受することはできません。病院では出入りしている葬儀社もあって任せてしまうこともあると思いますが、まずは儀式サービス制度を思い出してください。そのためにもパンフレットをご自宅に持ち帰り、コールセンターの電話番号を登録し、ご家族にもこの制度の事を伝えておいてください。身内の不幸はあってはならないとは思いますが、突然訪れるものですので備えておくことは大事だと考えます。
 
 
――儀式サービス制度導入を検討している企業・団体様へのメッセージがございましたら、お願いします。
 
 儀式サービス制度は、やはり全国的にサービスが展開されていて、どこの地域に住む方でも同じサービスが受けられる、という点が魅力だと感じています。当労組には全国各地に支部がありますが、誰でも公平に利用できるという事で組合員にも安心して薦められます。周知活動についても全国儀式サービスの担当者が定期的にパンフレット等の宣材を作ってくれるのでフォローも万全だと思います。
 
 
 
JFEシステムズ労働組合ウェブサイト
https://j-union.com/-/jfesi-union/