儀式大辞典

いざという時にも仲々、人には聞けない葬儀用語や知識、マナーをわかり易く解説しています。
人生の旅立ちをしめやかにお見送りするために、「儀式大辞典」をお役立てください。

訃報を受けたら

弔問に伺った際に、故人との対面を勧められることがあります。よほどの事情がない限り、お受けするのが礼儀です。しかし、対面すると取り乱しそうなときは、ご遺族にその旨を率直に伝え、お断りしても構いません。

故人との対面方法

故人の枕元に正座し、両手をついて一礼します。

ご遺族が白布をとったら、そのままの姿勢で対面

故人に再び一礼して、合掌します

遺族に一礼してから下がります

“とりあえず”弔問するときの服装

  • 通夜前に弔問するときは、喪服ではなく平服で伺うようにします。ご遺族でも喪服に着替えているとは限らず、かえって失礼にあたることが多いからです。
  • ただし、平服といっても地味なものを心がけます。女性はアクセサリー類を外し、派手な化粧を控えます。
  • とりあえず弔問するときは、香典供物は持参しません。通夜かご葬儀のときにあらためて持参するのがしきたりです。