昨今、単身世帯の増加や超高齢社会といった、社会構造の変化に伴う不安から
以来30年に渡り大切にしてきたことは、儀式サービスの会員様の施行は一つのご葬儀ではなく、その後ろに多くのご葬儀が繋がっていること。
そして、それを葬儀社に理解していただくことです。
会員様一人ひとりを大きな家族として大切にして、満足度の高い、良い葬儀を葬儀社に行っていただいております。
儀式大辞典
いざという時にも仲々、人には聞けない葬儀用語や知識、マナーを、わかり易く解説しています。
人生の旅立ちをしめやかにお見送りするために、「儀式大辞典」をお役立てください。
葬儀全体の流れ
6.ご遺体を安置する
末期(まつご)の水
ご家族がご遺体の口元を水で潤すことを末期の水といいます。これは、故人が生き返るように願う気持ちと、あの世で渇きに苦しまないよう祈る気持ちから生まれた風習で、現在では仏教に限らず広く行われています。末期の水は病院では行わず、自宅・斎場にて葬儀社が用意して納棺の儀式のひとつとして行います。
ご遺体を安置し、枕飾りを供える
ご遺体は、清潔なシーツをかけた敷布団の上に北又は西を枕(仏壇がある場合は、そちらを頭)に安置し、顔を白い布でおおいます。掛け布団の上に、本来は魔除けとして、葬儀社が用意する「守り刀」を置きます。刃の先端は足の方に向けて置きます。ご遺体の枕元には、白木か白い布をかけた台を用意し、「枕飾り」としていろいろなものを供えます。
※僧侶に来てもらい、枕経をあげる(枕づとめ)は、行うケースが少なくなっています