昨今、単身世帯の増加や超高齢社会といった、社会構造の変化に伴う不安から
以来30年に渡り大切にしてきたことは、儀式サービスの会員様の施行は一つのご葬儀ではなく、その後ろに多くのご葬儀が繋がっていること。
そして、それを葬儀社に理解していただくことです。
会員様一人ひとりを大きな家族として大切にして、満足度の高い、良い葬儀を葬儀社に行っていただいております。
儀式大辞典
いざという時にも仲々、人には聞けない葬儀用語や知識、マナーを、わかり易く解説しています。
人生の旅立ちをしめやかにお見送りするために、「儀式大辞典」をお役立てください。
葬儀全体の流れ
10.ご葬儀と告別式
ご葬儀と告別式は本来、別の儀式です。ご葬儀は、故人の成仏を祈るためにご遺族や近親者が営む儀式。告別式は、故人と親交のあった人たちが故人に最後の別れを告げる儀式です。しかし最近では、よほど大規模なご葬儀でない限り、この2つを区別せず、親族のあと、会葬者がすぐに焼香を行うことが多いようです。
僧侶による読経が行われます
このとき、死者を仏の道に導き入れるために「引導」が渡されます。これは宗派によって、無い場合もあります。
ご遺族・近親者焼香
喪主から血縁の濃い順に行うのがしきたりです。
会葬者
ご葬儀と告別式を分けない場合は、近親者に引き続いて、一般会葬者が焼香を行います。
喪主のあいさつ
僧侶退場後のタイミングで行うケースが増えています。
最後の対面
告別式が終わると、祭壇から棺を下ろし、ご遺族や近親者は故人と最後のお別れをします。友人などから申し出があれば、いっしょに加わってもらうとよいでしょう。最後の対面では、祭壇に飾られていた生花を、遺体の周囲を飾るように全員で棺に入れていきます。これを「別れ花」といいます。