葬儀に関するコラム

お葬式の知識やマナー、宗派や喪主のこと、そして用語集など、知っておくべき情報をお届けします。ぜひご活用ください。

ご契約団体様

2020年 09月 14日(月)

日産労連・リック局様

全日産・一般業種労働組合連合会 元会長 郡司 典好様   2023年12月19日更新。     日本の労働組合の先駆者的存在としてスタートし、一人ひとりのニーズに合わせた相互共済活動へ   ――貴団体にはリック局という相互扶助を目的とした共済部門がありますが、こちらの設立の経緯を教えてください。   日産労連は、主に日産自動車労組やUDトラックス労組をはじめ、自動車産業のみならず、一般業種も含めた約350の労働組合から構成されています。そしてその組合員と家族を中心に、福祉や共済をはじめとするさまざまな制度やサービスを提供しています。 発足したのは1991年。生涯を通じて豊かで健康な生活を送ることが課題になってきた人生80年時代を迎えた頃、労働組合として『組合員とその家族を従来の枠を超えた幅広い領域からサポートする仕組みができないか』という新たな発想で生まれたのが、ライフサポート活動でした。 そしてその活動を担当しているのがリック局です。   「リック(LIC)」とはライブコーディネーター(Live Coordinator)の略称で、その発想の原点にあるのが、相互扶助の精神です。 日産労連には組合員数約26,000人を擁する労組や、組合員が数人の中小労組まで、さまざまな業種・形態の労働組合があります。 一企業や一組合だけでは難しい制度やサービスでも、リック会員約168,000人のスケールメリットを活かせれば、より大きな保障や充実したサービスを提供することができます。 全日産・一般業種労働組合連合会 リック局       他にはなかった葬儀のサポートを展開し、利用者目線の使いやすさと安心感を提供   ――ライフサポート活動のひとつとして儀式サービスを通じた『葬儀共済』を提供していますが、導入の経緯を教えてください。   葬儀共済とは、最後の最後に人間の尊厳をサポートできる素晴らしい制度です。 我々の活動を紹介した新聞記事を目にした全国儀式サービスの伴和夫会長が、その考え方に共鳴して日産労連へ提携を申し入れたことが契機となり、この制度を採り入れることになりました。 葬儀共済は、組合員が亡くなった後もサポートするという他に類を見ない仕組みです。我々が目指す人間性の尊重という観点からも、非常に重要な取り組みであると考えています。     ―― 会員様からの評価はいかがでしょうか。   いざというときは、突然訪れます。全国の信頼できる葬儀社を24時間365日いつでも電話一本で手配できることは、正常な判断が難しい状況でも精神的な安心感につながります。 また、祭壇や棺などの基本セットが無料もしくは廉価で提供されることも、心のご負担を和らげているのではないでしょうか。 なにより全国儀式サービスが長年のお付き合いを通じて深い信頼関係にある全国約500の選りすぐりの葬儀社、2700以上の斎場と提携していることで、多種多様な地域のニーズに即した葬儀を行える点も高く評価されています。 あらゆる面でユーザー目線を貫いている全国儀式サービスの姿勢は、我々の活動の大きな支えになっていると言えます。   さらに、会員への周知と利用拡大に向けた取り組みも信頼できるポイントです。 日産労連の機関誌「ゆうLife」などを使って広報活動を行っている他、全国儀式サービス主導でも、DMをはじめ多くのPRを実施しています。 葬儀共済は親から子へ制度をどう伝えるかが重要ですが、最近では日産労連『葬儀共済』のLINEアカウントを開設いただくなど、時代をとらえた最適なPR方法をご提案いただいている点も、心強く感じています。 日産労連 販促ツール例     ニーズに合わせて柔軟に対応、共済制度を時代の風を読みながら進化させる   ――今後の全国儀式サービスに期待することはなんでしょう。   最近の葬儀は小規模化し、家族葬が増えています。ですが、その方の生前置かれていた状況によって、葬儀の形は変わってくるはずです。 仕事仲間を中心としたお別れなのか、地域を中心としたお別れなのか、何歳で亡くなったのかなど…。「家族葬」であっても、どんなお別れの仕方がいいのか、利用者が選択できるバリエーションが増えるといいですね。 我々も、共済制度を時代とともに進化させ、ニーズにあわせて柔軟に変化していきたいと考えています。   ※「葬儀共済」は、日産労連・リック局での、葬儀支援サービスの呼称です。       日産労連ウェブサイト http://www.ngu.or.jp/

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遺品整理

2025年 07月 10日(木)

失敗しない生前整理の始め方と業者選びのコツ

生前整理とは?その必要性を改めて考えてみましょう。 このコラムでは、以下のことがわかります ●生前整理の進め方 ●生前整理を今始めるべき理由 ●生前整理をする時に注意すべきこと ●業者選びのコツ 目次 生前整理とは?今すぐ始めたい理由 生前整理を「今」始めるべき理由 生前整理でまず片付けるべき物 生前整理の費用相場と処分方法の実態 【失敗しない】生前整理業者の選び方 生前整理を成功させる5つの心得 まとめ|生前整理は“未来の自分と家族”へのギフト 生前整理とは?今すぐ始めたい理由 「生前整理って、まだ先の話でしょ?」と思っていませんか? しかし実際には、多くの方が「もっと早くやっておけばよかった」と口にします。 生前整理とは、自分が元気なうちに身の回りの持ち物や財産、情報を整理することです。自分のためだけでなく、将来家族が困らないようにする“思いやり”の行動でもあります。 こんなケースで急な片付けが必要に ●介護ベッド設置のために急いで部屋を片付ける ●物が多すぎて掃除が困難になってしまっている ●住環境が整っていないために、ケガのリスクがある 生前に整理をしておくことで、将来的に自身や家族が安心して暮らせる環境づくりにつながります。介護が必要になった時には自由に動くことが難しくなっているなんてことも少なくありません。元気なときに、身の回りのことから初めてみましょう。 生前整理を「今」始めるべき理由 早めに生前整理を始めることで、以下のようなメリットがあります。 ●思い出の品をゆっくり見返せる ●必要な物・不要な物を冷静に判断できる ●家族への負担を最小限にできる ●相続や手続きで必要な情報がすぐに見つかる 特に相続や財産管理に関する書類や貴重品は、日頃から整理しておくことでトラブルの予防になります。急に片づけが必要になった場合、大事な書類を誤って捨ててしまうなんてことも起こりがちなことなので時間がある時に少しずつ手をつけていきましょう。 <sectionid="what"> 生前整理でまず片付けるべき物 優先的に片づけておきたいものを確認しましょう。重要な書類関係や時間をかけて対応した方が良いものが主となります。 ●財産や権利関係の書類(通帳、不動産書類、保険証券など) ●金銭的価値のある物(貴金属、ブランド品、骨董品など) ●相続や手続きに必要な情報(マイナンバー、年金番号、遺言書など) ●思い出の品(写真、アルバム、手紙) 上記の内容をお片付けリストとして使用したい方は下記ボタンよりダウンロードが可能です。 生前整理をスムーズに進めるための「お片付けリスト」を無料でご用意しました! 今すぐダウンロードする また、趣味道具や充電器、USBなどのデジタル機器の扱いにも注意が必要です。どうしても迷う場合は「無理に捨てない」判断も重要です。趣味のコレクションなどは価値が分かりづらく、捨てられてしまうことも考えられます。それを防ぐためには、大切にしてくれる方へ譲渡するか、売り出すなどのことも検討してみると良いかもしれません。 生前整理の費用相場と処分方法の実態 業者による生前整理の費用は、お部屋の状態や荷物量によって変動いたしますが、1部屋あたり約4〜7万円が相場です。※当社調べリサイクルや海外リユースなどにより、コストを抑えられる場合もあります。 事前にご自身やご家族で仕分けを行うことで、業者の手間が減り費用を抑えられる可能性もあり、予算がある程度決まっている場合には仕分けをしてみても良いかもしれません。 事例を見てみる 整理業者の主なサービス内容 ●見積もり依頼(LINE・メールで写真見積もり可) ●仕分け作業(貴重品、廃棄品、寄付・販売品) ●搬出と処分(廃棄物、リサイクル、リユース) LINEやメールでの見積りが可能でも、実際に作業してみると追加費用が発生することもあるため、現地立ち会いでの見積もりをおすすめします。 【失敗しない】生前整理業者の選び方 業者に依頼する場合は、以下のポイントに注意しましょう。 ●公式サイトに会社情報・スタッフ顔写真の掲載がある ●清潔感と礼儀正しさのある対応 ●損害保険に加入している ●契約書や見積書をきちんと提示してくれる ●写真での見積もり対応が早く丁寧 ●産業廃棄物収集運搬業などの資格があるか ★最低3社以上から見積もりを取ることが鉄則です。相見積を取ることで、価格の妥当性や対応の違いがわかります。 定額パックや全て込み料金を掲載したチラシなどが自宅のポストに入っていることがあるかと思います。その時には、記載されている会社名を一度検索してみて、上記のポイントがクリアしているか確認してみましょう。※あくまでも弊社の見解となりますのでご承知おきください。 生前整理を成功させる5つの心得 ① 行政の粗大ゴミ回収やフリマアプリを活用し費用を抑える ② 業者の見積もりは3社以上から取る ③ 必要書類・貴重品はできるだけ家族で事前に確認 ④ 業者に頼むならマンツーマンの仕分けが可能か確認 ⑤ 迷ったら「捨てない」。後で後悔しないための鉄則 まとめ|生前整理は“未来の自分と家族”へのギフト 生前整理は「まだ元気なうちに」やっておくのが最大のポイントです。 突然の出来事に家族が困らないようにするだけでなく、自分自身が納得のいく“人生の棚卸し”をするチャンスでもあります。 片付けに不安がある方は、信頼できる専門業者への相談も視野に入れてみてください。

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